ハンドメイドインジャパンフェス2013

先週の日曜、ふと思いたって
ハンドメイドインジャパンフェス2013」に行ってきました。


今年初回となるこのイベント。
7/20、21の2日間、東京ビッグサイトで開催されました。
いろいろなクリエイターさんの作品を見て、買うことができる点は
デザフェスみたいな感じだけど、若干、雑貨、ファッション、
アクセサリー系に寄ってるのかなぁという印象でした。
ちなみに主催はcreemaというソーシャルマーケット。

買ったものはこちら。
時計まわりに、kuzoo_mikoさんのぬいぐるみ、
ハニースピッツさんのチャーム、moricoさんのがま口バッグ。


会場に到着したのは、開場30分後の11時半。
まずはkuzoo_mikoさんのブースに向かいましたが、
欲しかった真っ白なホッキョクグマは完売。
2体ほどあったそうなのですが、開場すぐに売り切れた模様。

ちょうど他にお客さんがいなかったので、
たくさんのぬいぐるみを手にとらせていただいて、
さんざん迷った挙句にコアラを連れて帰ることにしました。
笑顔がかわいくて、とっても癒されます。
オリジナルの布バッグに入れてくださるところもステキ。
オーダーも受け付けてくださるようなので、リピートしたいなぁ。

次にいつもお世話になっているハニースピッツさんのブースへ。
いつも、ハニスピさんの作品は、見てるとあれこれ欲しくなって、
うわーっ、もう全部全部!という気分になるのですが、
それをおさえつつ、いくつか選ぶのがまた楽しい。

今回は自分用には立ち姿のクマさんを買いました。
あとはプレゼント用に数点。

ハニスピさんとちょっとお話してから、場内をあてどなくグルグル徘徊。
北欧柄のがま口が目に止まって、moricoさんのブースへ。
どれもかわいいし、お値段がお手頃。
しかも裏側の生地もものすごくかわいい。

これまたさんざん迷って、違う柄も出していただいたりして、
結局青地に白の鳥や花が描かれた柄のがま口を購入。
ちょうどケータイやスマホが入るサイズで、
バッグの持ち手部分にかけられるように、
持ち手?ストラップ?(っていうのかな)がついている。

2時間ほど、場内を見てまわり、
さすがに疲れたので、退散しましたが、
まだ駅から会場に向かう人がたくさんいたので、
午後は混んだんじゃないかな。

でもデザフェスよりは見やすかったかも。
ま、何が見たいかにもよるので一概には言えないけど。

いずれにしても、ステキな作品との出会いに大満足!

内藤ルネ デビュー60周年展

Hikarieの8階で開催されている
ルーツof Kawaii「内藤ルネデビュー60周年」展へ。


内藤ルネといったら、私にとっては子供の頃にはまりまくった
パンダやイチゴのグッズたちが象徴的。
もう懐かしくて涙が出そうでした。
(年がバレるが、さすがに「それいゆ」世代ではない…。)


弥生美術館の回顧展や、渋谷パルコの展示は
私は残念ながら行けなかったけど、
今でもそうやってフューチャーされるからか、
明らかにリアルタイムでは知らなかったであろう
若い世代の女子がたくさん来場していたのが印象的でした。

「カワイイ」は世代を越え、海を越え。

そしてそんな「カワイイ」の師匠タケヤマノリヤ先生に
何年かぶりに会場でお会いすることができました。
懐かしいお話もできて、一気に蘇る記憶。

先生の「メルヘン道場」に通っていたのは2004年頃。
その後、デザフェスに出たり、グループ展示に参加したり、
それまで興味があっても、なかなかトライできなかったことに
挑戦する勇気(?)とキッカケをくれたのが「道場」でした。

あの頃の私って、我ながら頑張ってたなぁと思う。
作品の準備で何度も徹夜したし、仕事だって
今よりだいぶ忙しかったのに、どうやって時間作ってたんだろ。

とはいえ、今だってまったく描く気がなくなったわけじゃない。
これからも、自分が「カワイイ」と思うものを描いたり作ったりしたい。

「カワイイ」は永遠だと思う。
内藤ルネの描く作品だってそう。
だから、私は「カワイイ」が好きなばあちゃんを目指すのだ!
…と決意をあらたにしてみたりして。

レオ・レオニ 絵本のしごと

先週、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている
「レオ・レオニ 絵本のしごと」展に行ってきました。


「スイミー」、「あおくんときいろちゃん」などの
絵本で知られるレオ・レオニ。
そんな絵本原画はもちろん、油彩、彫刻など、レオニの作品を
幅広く満喫できる展示でした。

なんといっても、絵本にも頻繁に登場する
ネズミたちがかわいい!
でもそのネズミも、色紙をちぎったコラージュだったり、
あるときは繊細な描写の色鉛筆画だったり。

さらには油彩画、水彩画、モノクロの黒鉛筆画、
エッチングやアクアチントなどの版画まで、
さまざまな表現方法を駆使した作品たちに
圧倒されっぱなしでした。

レオニの絵本は、そのかわいさと色彩の美しさに
つい心を奪われてしまうけど、実はそこに込められたテーマが奥深い。
作品も、以下のテーマに沿って展示されていて
子供だけじゃなく、大人が見ても楽しめるし、考えさせられます。

第Ⅰ章 個性を生かして ちょっぴりかわり者のはなし
第Ⅱ章 自分は自分 みんなとちがうことは すばらしいこと
第Ⅲ章 自分を見失って よくばりすぎはよくないはなし
第Ⅳ章 知恵と勇気 小さなかしこいゆう者たちのはなし

49歳で初めて絵本を描いたレオニ。
おっ、私もまだまだ頑張れるんじゃないかしら?
なんて一瞬思ったけど、彼はもともとイラストレーター、
グラフィック・デザイナーとして活躍していたわけで、
積み重ねてきたものがまるで違う…。

ディック・ブルーナーの展示を見てもいつも思うことだけど、
シンプルでデフォルメされた作品を描く人は、
当然ながら、それしか描けないんじゃなくて、
正確なデッサンや描写ができる技量を備えた上で、
いろいろなものをそぎ落として、自分で表現したいものに
最低限必要なものだけを選んで残しているのだという、
そんな当たり前なことを、また再認識した展示でした。

まぁ、今から技量を身につけるのは、かなり難しいので
私は自分に描けるものを描きたいように、
そして楽しく(←ここ大事!)描いていければいいかな。

それよりなにより、グッズはかわいかったー!
ついついポストカードをチケットケースを購入。

groovisions Lesson 2012

先週の日曜、銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催されている
groovisions Lesson 2012」へ。

1994年にgroovisionsが生み出したキャラクター
「チャッピー(chappie)」がこのたびリニューアル!なんだそうです。

groovisionsといえば、数々の作品で知られるデザイン集団。
伊藤さんの話聞きたさに、カルチャースクールの講座もとったなぁ。
チャッピーは顔のパーツが同じなのに、
髪型や洋服で自在に変貌をとげるgroovisionsの代表作。

キャラクターもの大好き、
しかも子供の頃、着せ替え人形(特に紙でできたやつ)に
はまった私にとって、チャッピーはこの上なく魅力的。
フィギュアが出たときには当然買いましたわ。


展示会場は空いていて、たくさんのチャッピーを
ひとり占めできて大満足。
特にiPadでディスプレイされたグラフィックは圧巻です。
だけどリニューアルは微細な点らしく、私には分からなかった…。


記念に購入したポストカードと展示チラシ。
チラシもこのまま飾っておきたいくらい、カッコいい。


ちなみに展示会場では、
その場で撮影した画像をもとにオリジナルチャッピーを作成、
それを印刷したチャッピー名刺が注文できるのだが、
お値段は200枚で50,000円也。

まぁ、作品だし、世界にひとつしかないし、
と思えばお安いのかも知れないけど、
さすがに手が出なかった…。
でも、欲しい。私もチャッピーになりたいなぁ。

帰りに教文館で開催されていた
フェリクス・ホフマン絵本原画展」をはしご。
ホフマンが自分の子供たちのために制作した
手作り絵本も展示されていて、
かなり見ごたえのある内容でした。



今年こそ、何か描きたいなぁと思いつつ、すでに半年以上。
でも今年は、できるだけ展示を見に行くようにしているので
何かが刺激されているんじゃないかと、自分で自分に期待!

スイスの絵本画家 クライドルフの世界

先週金曜日、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている
スイスの絵本画家 クライドルフの世界」を見に行きました。

クライドルフはスイスの絵本画家。
植物や昆虫を描いた作品を多く残しています。
特に絵本では、小さな生き物たちを擬人化して描いていて、
まさにメルヘン&ファンタジーの世界。


100年くらい前の作品なのに、
今見ても、まったく古さを感じない。
キャラクターのように愛嬌があり、
生き生きと動き回る花や昆虫が
そんな昔に描かれたことに、むしろ驚愕。

花の特徴も、細かいところまで描写していて、
クライドルフは素晴らしい観察眼の持ち主であったと同時に、
本当に小さな生き物たちに愛情を持っていたのだなぁと
感嘆せずにはいられません。

学生時代に体調を崩して、
バイエルンの山中で療養生活を送り、
それが自然を描くきっかけになったクライドルフ。
病弱だったのに、90歳以上まで長生きしたのは、
やはり好きなものを描き続けたからなのかな。

かわいいものが好きな方や、
花や昆虫の絵画に興味がある方には
ぜひおすすめしたい展示です。
Bunkamuraは今月29日まで開催、
その後各地を巡回し、関東は来年横浜で開催されます。

スイス政府観光局の特集ページも見ごたえがあります。

グッズ売り場もなかなかの充実ぶり。
ANTIPASTやCA4LAとのコラボグッズもあり。
自分の没後、日本でそんなことになっているなんて
クライドルフもびっくりでしょうねぇ。

とはいえ、ポストカード100円はうれしい。紙も地厚!
長時間迷った挙句、こちらの厳選2枚を購入。


さんざん迷って買わなかったけど、
ミニトートバッグもなかなかしっかりした作りでした。

井上ひさしと安野光雅 ~文学と絵画の出会い~

先週末、市川の芳澤ガーデンギャラリーで開催されていた
「井上ひさしと安野光雅 ~文学と絵画の出会い~」展へ。

芳澤ガーデンギャラリーには3月にも行ったのですが、
その時に4月末からこの展示が始まることを知り、
そのうち行こうと思っていたら、あっという間に最終日に。
しかも、閉館時間ギリギリに入ったので、
ほぼラストの来場者だったのでは。


長年交流があった、井上ひさしと安野光雅。
井上ひさしの著書の表紙や、こまつ座のポスターなど
絵本作家としてなじみある安野光雅とは、
また違った一面が感じられる作品たちでした。

3月に訪れた時よりも、園内は緑が濃くなっていて、
まさにガーデンギャラリー。
お天気が悪かったので、紫陽花だけ撮影。


私の脇を通り越して行ったおばさま達が、
「イイわね、このギャラリー。また来たいわ。」
とおっしゃっていたけど、私もそう思います!

「カルルとふしぎな塔 ~寺田順三の世界~」展

火曜の会社帰りに「カルルとふしぎな塔 ~寺田順三の世界~」展 へ。


展示されている作品数はそれほど多くないけど、
カルルグッズの数がスゴい。
去年の京都での展示の時には、まだそれほどなかったのに、
だいぶ増えたんだなぁ。

チロルチョコ15個入り(1500円なり)を買うかどうか迷い、
結局、無難にポストカードにしました。


寺田さんのイラストは、やっぱり心がなごみます。

寺田順三展覧会・箱と中身


先週の土曜日、寺田順三さんの個展を見るために
外苑前のギャラリー「TAMBOURIN GALLERY」へ。

今回の展示のタイトル「Une boite et le contenu」は
フランス語で「箱と中身」という意味。
展示作品も、デコパージュのカンバスやボトル、
ピース缶やアクセサリーなど、一点ものが中心でした。
すべて購入可能だったようです。

寺田さんは、大好きなイラストレーターさん。
どのくらい好きかというと、去年は個展を見るために
京都まで行っちゃいました…。

寺田さんは在廊率がとても高くて、
展示を見に行くと、たいていご本人にお会いできるのですが、
今回もいらっしゃいました。

小さなギャラリーで、人も少ないとはいえ、
いきなりご本人に話しかけるのはためらわれて、
商品について、別のスタッフに尋ねたら
わざわざご本人が説明してくださいました。

直接、お話できたのは初めてだったので
嬉しくて思わず買っちゃった…。
サンフランシスコの出版社「CHRONICALE BOOKS」
Junzo Teradaのアルファベットカード。
日本ではあんまり見かけません。



嬉しくて舞い上がりすぎて、
次々によけいなことを口走る私。

「去年の京都の展示見に行きました!」
「今度の5月のカルルの展示も行きます!」
「ケータイの待受、カルルなんです!」
うわ、ケータイの画面まで見せちゃったよ…。

いやー、そんな私にもちゃんと対応してくださって
やっぱりステキなおじさまでした。満足。

「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待


先週、会社帰りにBunkamura Galleryで行われている
『「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待』を見に行ってきました。

これは今年の4月から全国を巡回する
「フィンランドのくらしとデザイン -ムーミンが住む森の生活」のプレイベント。

どちらかというとムーミングッズや、マリメッコやイッタラなどの
物販が中心で、当たり前だけど、展示は本展を見てね!
という感じでした。

それにしても、どうして北欧グッズはわけもなく欲しくなるのだろう。
ムーミン好きなわけでもないのに、突然ミーのバッグが欲しくなり、
かなりウロウロした挙句にようやくガマンしました。
マリメッコのドレスもかわいい…。


ちなみにポスターやパネル、オリジナルグッズに使われている
モチーフはNuppu。
私のiPhoneケースとおそろいです。

ただ、本展は東京ではやらないのでどこかへ遠征せねば。
静岡か宇都宮が近いかなぁ。

「安野光雅の絵本展」


「安野光雅の絵本展」を見るために、
今日は板橋区立美術館まで行ってまいりました。

「安野光雅の絵本展」は昨年から各地を巡回中で、
東京展はまだ先だと思っていたら、もう今週末で終わり。

板橋区立美術館は、前にも一度行ったことがあるけど、
何といっても便があまりよろしくない。
美術館前に「不便でゴメン」というノボリが出てるくらい(笑)

今日はわりと暖かくて、歩きたい気分だったので、
行きは西高島平駅から(徒歩約13分)、
帰りは地下鉄赤塚駅まで(徒歩約25分)、
ひとりでぶらぶらと歩いてみました。

誰もが子供の頃に一度はふれたであろう、安野光雅の絵本。
原画がふんだんに展示されていて、かなり見ごたえがあります。

「旅の絵本」で、必ず絵のどこかにいる旅人を探したり。
「蚤の市」で、あ、こんなところにポパイとオリーブが!
という新たな発見があったり。

美しい風景画や緻密な建物の絵もいいけれど、
キャラクターみたいにかわいい動物や小人、子供たちにも
思わず顔がほころびます。

ちなみに今日3月20日は安野氏のお誕生日でした。
年表を見ていた女子が一緒にいた友人に
「見て見て!この人、私と同じ誕生日!」って
言ってたのもスゴイと思うけど。

小金井に長いことお住まいだったり、
私が生まれた年に絵本デビューしていたり、
何となく勝手にご縁を感じてしまいますが、
子供の頃から大好きな安野氏が、ご健在なのは嬉しい限り。

図録はガマンして、「あいうえおの本」を買ってしまいました。
下に敷いてあるのはチラシ。


例えば、「あ」のページは「あんぱん」と「蟻」。
周囲の飾り枠にも、「ありくい」や「あさがお」など
「あ」のつくものが散りばめられています。


展示を見終わった後は、赤塚溜池公園でひとりお花見を。