寺田順三展覧会・箱と中身


先週の土曜日、寺田順三さんの個展を見るために
外苑前のギャラリー「TAMBOURIN GALLERY」へ。

今回の展示のタイトル「Une boite et le contenu」は
フランス語で「箱と中身」という意味。
展示作品も、デコパージュのカンバスやボトル、
ピース缶やアクセサリーなど、一点ものが中心でした。
すべて購入可能だったようです。

寺田さんは、大好きなイラストレーターさん。
どのくらい好きかというと、去年は個展を見るために
京都まで行っちゃいました…。

寺田さんは在廊率がとても高くて、
展示を見に行くと、たいていご本人にお会いできるのですが、
今回もいらっしゃいました。

小さなギャラリーで、人も少ないとはいえ、
いきなりご本人に話しかけるのはためらわれて、
商品について、別のスタッフに尋ねたら
わざわざご本人が説明してくださいました。

直接、お話できたのは初めてだったので
嬉しくて思わず買っちゃった…。
サンフランシスコの出版社「CHRONICALE BOOKS」
Junzo Teradaのアルファベットカード。
日本ではあんまり見かけません。



嬉しくて舞い上がりすぎて、
次々によけいなことを口走る私。

「去年の京都の展示見に行きました!」
「今度の5月のカルルの展示も行きます!」
「ケータイの待受、カルルなんです!」
うわ、ケータイの画面まで見せちゃったよ…。

いやー、そんな私にもちゃんと対応してくださって
やっぱりステキなおじさまでした。満足。

ほんとに最後


先日も日記に書いたけど、いつもつけ麺を食べていた「轍」が今月末で閉店する。
さすが人気店、ここしばらくはランチ時、店の外に行列が。

今日は頑張って並んで、最後のアーモンド担々つけ麺を堪能。

思えば、私がフツウの女子より、ランチのつけ麺率が高かったのも、
必ず「あつもり」を頼むようになったのも、すべてこの店があったから。

つけ麺って急に食べたくなるんだよね。
これから禁断症状に悩むのかしら。

「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待


先週、会社帰りにBunkamura Galleryで行われている
『「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待』を見に行ってきました。

これは今年の4月から全国を巡回する
「フィンランドのくらしとデザイン -ムーミンが住む森の生活」のプレイベント。

どちらかというとムーミングッズや、マリメッコやイッタラなどの
物販が中心で、当たり前だけど、展示は本展を見てね!
という感じでした。

それにしても、どうして北欧グッズはわけもなく欲しくなるのだろう。
ムーミン好きなわけでもないのに、突然ミーのバッグが欲しくなり、
かなりウロウロした挙句にようやくガマンしました。
マリメッコのドレスもかわいい…。


ちなみにポスターやパネル、オリジナルグッズに使われている
モチーフはNuppu。
私のiPhoneケースとおそろいです。

ただ、本展は東京ではやらないのでどこかへ遠征せねば。
静岡か宇都宮が近いかなぁ。

iPhoneケースをリニューアル

あれこれ買ったけど結局ずっと使っていた
eggshell Finlandia Series for iPhone 4G。
今は新しくなって4S/4のどちらでも使えるようになってます。
eggshell Finlandia Series for iPhone 4S/4

ずっと使っていた柄は「Lumi(ルミ)」。
Lumiは、フィンランド語で「雪」の意味だそうです。
気に入ったあまり使いすぎたか、ヒビが入り、
さらによくよく見たら、かなり黄ばんできました。

先週、ヨドバシに行ったとき、
ポイントもたまっていたので、新しいケースを購入。
今回は、「Nuppu(ヌップ)」を買いました。
Nuppuは、フィンランド語で「つぼみ」を意味するそうです。
春にはぴったりかな。


「安野光雅の絵本展」


「安野光雅の絵本展」を見るために、
今日は板橋区立美術館まで行ってまいりました。

「安野光雅の絵本展」は昨年から各地を巡回中で、
東京展はまだ先だと思っていたら、もう今週末で終わり。

板橋区立美術館は、前にも一度行ったことがあるけど、
何といっても便があまりよろしくない。
美術館前に「不便でゴメン」というノボリが出てるくらい(笑)

今日はわりと暖かくて、歩きたい気分だったので、
行きは西高島平駅から(徒歩約13分)、
帰りは地下鉄赤塚駅まで(徒歩約25分)、
ひとりでぶらぶらと歩いてみました。

誰もが子供の頃に一度はふれたであろう、安野光雅の絵本。
原画がふんだんに展示されていて、かなり見ごたえがあります。

「旅の絵本」で、必ず絵のどこかにいる旅人を探したり。
「蚤の市」で、あ、こんなところにポパイとオリーブが!
という新たな発見があったり。

美しい風景画や緻密な建物の絵もいいけれど、
キャラクターみたいにかわいい動物や小人、子供たちにも
思わず顔がほころびます。

ちなみに今日3月20日は安野氏のお誕生日でした。
年表を見ていた女子が一緒にいた友人に
「見て見て!この人、私と同じ誕生日!」って
言ってたのもスゴイと思うけど。

小金井に長いことお住まいだったり、
私が生まれた年に絵本デビューしていたり、
何となく勝手にご縁を感じてしまいますが、
子供の頃から大好きな安野氏が、ご健在なのは嬉しい限り。

図録はガマンして、「あいうえおの本」を買ってしまいました。
下に敷いてあるのはチラシ。


例えば、「あ」のページは「あんぱん」と「蟻」。
周囲の飾り枠にも、「ありくい」や「あさがお」など
「あ」のつくものが散りばめられています。


展示を見終わった後は、赤塚溜池公園でひとりお花見を。


ファビコンがおかしくなった時


昨晩、自宅のミニ・ノートのファビコン表示がおかしなことになりました。
Yahoo!のところにGoogleのマーク!
GoogleにはWikipediaのマーク!

ネットで調べてみたら、こういうことはあるようです。
何かの拍子でファビコンファイルがずれちゃうらしい。

私の場合、思い当たるのは、
先日、インターネット一時ファイルを全削除したこと、
昨日、作業中にバッテリー切れでシャットダウンしたこと、
くらいかな。

まぁ、あんまり困らないけど、違和感があって気持ち悪い。
戻し方はケースバイケースのようですが、
私の場合は、IE7で以下の方法で戻せました。

[ツール]-[インターネットオプション]-[全般]タブで
閲覧の履歴→削除→ファイルの削除→再起動

これじゃ戻らないこともあるようなので、保証はしません。
あしからず。

ヤング≒アダルト

続いて、昨日は「ヤング≒アダルト」を見に行きました。
今年8本目の映画です。

ヤングアダルト小説のゴーストライター、
37歳のメイビスが、妻子ある元恋人と復縁しようと
騒動を巻き起こす。

シャーリーズ・セロン演じるヒロインが
勘違い女すぎて、とにかく「イタい」。
なんというか、みじんも共感できない。

全力をかけて彼氏とヨリを戻したくなるくらい、
いかに今の暮らしがみじめで悲惨であるか、とか
背景をもっと事細かに説明してくれたら
もう少し同情できた気もするんだけど。

監督のジェイソン・ライトマン、
脚本のディアブロ・コディは「JUNO/ジュノ」のコンビ。

「JUNO/ジュノ」は女子高生の妊娠というテーマを、
彼女自身の成長はもちろん、
家族や友人との絆も絡めながら描いていて、
なかなか奥深いよい作品だった。

なので、ちょっと期待しすぎたかなぁ。

ちなみに、
ディアブロ・コディが元ストリッパーなのは知ってたけど、
もともとはOLで、素人ストリッパー大会に参加したのを
キッカケにその道へ進んだのを初めて知った。
なんて波乱万丈な人生…。

ブログ女王として知られた彼女、
もしかして原作本を読んだほうが面白いのかな。

おとなのけんか

先日の「王様のブランチ」のミニシアターランキングで上位だった
「おとなのけんか」と「ヤング≒アダルト」。

どうしても両方とも見たくて、まずは金曜の会社帰りに
「おとなのけんか」を見に行きました。
今年7本目の映画です。

しかし、銀座界隈の金券ショップはどうしてあんなに
映画チケットの取り扱い状況がバラバラなのか。
欲しいチケットがすぐに買えたためしがないんですけど。

今回も1軒目は取り扱いがなく、2軒目でゲット。
先日「エル・ブリ」を見たときに、映画館から一番近いので
カタいだろうと思って行ったら取り扱いがなかった店。
その後入荷したのか、「エル・ブリ」も置いてありました。

さて、肝心の映画ですが、
これがもう、すごく面白かった!

公園で遊んでいた少年たちの間に争いが起こり、
棒で叩かれて顔をケガした少年の両親のもとに、
ケガをさせた少年の両親が訪ねてくる。
当初、なごやかに進んでいた話し合いが、
いつの間に険悪なムードとなり…。

もとは舞台劇なので、4人の俳優が出てくるのみで、
シーンもほぼリビングだけで展開します。

なんといっても、始終しゃべりまくる
ジョディ・フォスターとケイト・ウィンスレットの
二大女優の怪演ぶりがすごい。

特にケイト・ウィンスレットは上映前に流れた
「タイタニック3D」の予告とのギャップが…。

少しネタバレしますが、
この映画で強烈な嘔吐っぷりを見せる彼女。
その激しさといったら、映画「猟奇的な彼女」を上回ると思う。

でも、ただキレイなだけのヒロインより、
人間味があってよいというか。
「タイタニック」の頃からは想像もつかないけど、
そこまでやっちゃう今のケイトのほうが、私は断然好きです。

舞台はニューヨークですが、
監督のロマン・ポランスキーが例の事情で
アメリカに入国できないため、撮影はパリで行われたそうです。
まぁ、室内劇なのでまったく違和感はありませんが。

ラストシーンのオチは秀逸!

子供の頃、大人はみんな子供よりも
立派な人ばかりなんだろうと思っていたけど、
自分も含め、結局、立派で完璧な大人なんて、
そうそういないわけで。

大きなスクリーンで見る必要はないので、
WOWOWでもDVDでもよいから、
機会があったらぜひ見て!
と多くの大人たちにオススメしたい映画です。

市川ウズマサ

せっかく市川に来たので、さかさきちはる展の後は
「市川ウズマサ」へ。

あの「中華蕎麦とみ田」出身の方が、
2010年末にオープンしたお店。

並ぶとは聞いていたけど、
11時すぎに到着したらすでに店の外に行列。
店内は6席のみで、しかも10人くらいウエイティングできるので
麺にありつけたのは1時間半後くらいでした。

3月11日ということで、この日は特別メニューの
中華そばとつけそば(いずれも500円)のみ。
大盛りや玉子の追加オーダーは可で、
売上は被災地への募金とされるようでした。

で、つけそば(麺少なめ、あつもり)+玉子をオーダー。


麺はとみ田と同じものだそうです。
印象としては、つけ汁がかなり濃い!
豚骨と煮干のポタージュみたいな感じです。
以前とみ田で食べたつけ麺よりも濃厚な気が…。

とみ田も濃厚だったけど、全体的にバランスがよく、
ウズマサよりも柚子がきいているせいか、
もう少しさっぱりだったような。

ま、もう1回とみ田で食べたら、
別の感想になるかもしれないけど。
とはいえ、松戸ってなかなか行く機会がないのよね。

そんな、
松戸までは行けない!でも濃厚つけ麺食べたい!
という方は、市川で並んでみてもよいかも。